なんちゃって陸マイラーのSFC修行

ANAマイルを年間50万以上を手抜きで獲得する陸マイラーのブログ

クアラルンプール発券で行くSFC,ANAダイヤ修行まとめ

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2018年1月から4月頭に,ANAの思う壺修行を敢行しました。その予定は以下に書いてあります。

 

2018年のダイヤモンド修行を組み終わりました - なんちゃって陸マイラーのSFC修行

 

実際にはこれに国内線旅程を追加して10万PPを達成しましたが,今回の修行の中心はクアラルンプール発券でした。

来年以降にまた繰り返すようなバカなことを思いついたときの備忘録として,まとめを書いておきます。

 

クアラルンプール入国審査ファストレーンは,ビジネスクラス搭乗券の提示で利用可

最初のクアラルンプールへのフライトはエアチャイナのビジネスクラスでした。ANAのビジネスクラスだと入国審査ファストレーン用の利用券が配られると聞いていたのですが,エアチャイナでは配られませんでした。念のため客室乗務員さんにも確認しましたが,そういうものは配っていないということでした。

一方,JALのサイトでクアラルンプール空港での優先入国レーンについての説明を読むと,ビジネスクラスの搭乗券を提示すれば利用可と書かれています。

クアラルンプール国際空港/出入国手続き(空港情報) - JAL国際線

結局,入国審査官にエアチャイナのビジネスクラスの搭乗券を提示することでファストレーンを利用することができました。後日のANAでも同様でした。

 

KLエクスプレスとKLトランジットの違いに注意

クアラルンプールの空港から市内へは主に鉄道を利用しました。往復チケットで90リンギット(約2500円,バスならその5分の1)と結構お高いですが,早いし安心ということがあります。

そして鉄道には,途中無停車のKLエクスプレスと,途中3駅停車のKLトランジットがあります。車内は多少の違いがありますが,途中での追い越しはないようなので,早く来た方に乗れば早く着きます。クアラルンプール駅では,市内(KL sentral)行きと空港第2ターミナル(KLIA2)行きとが,同じホームにつくので注意が必要です。また,KL sentralではKLトランジットとKLエクスプレスとでは改札が別になっており,特にKLトランジットの改札のほうが目立つ場所にあるので,これも注意が必要です。私は一度間違えてKLトランジットの改札を通ってしまい,駅員さんに間違いを指摘され,KLエクスプレスの改札に向かうように指示されました。その際特例で改札を通されることになるので,多少英語が必要になります。

 

交通カード仕様の往復券+地下鉄2日乗り放題パス

KLエクスプレスの乗り場の窓口で,交通カードにKLエクスプレス(片道または往復)と,地下鉄2日乗り放題がセットされた KL travel passが売られています。それぞれKLエクスプレスの値段に25リンギットを上乗せした値段で,地下鉄の運賃は1回2リンギット程度からなので,乗る回数が少ないとマイナスになりますが,便利なので購入を考えると良いかと思います。

マレーシア政府観光局 オフィシャルブログ:KLIAエクスプレスと電車乗り放題が付いた『KL Travel Pass』

 

市内へのバスは安いけれども難もあり

バスでも一度往復してみました。KLIA Express Coachです。

Home - Airport Coach Sdn Bhd

なんと言っても往復18リンギット(約500円)で,座り心地も文句ないのですが,往復ともシートベルトは壊れていました。高速道路を走行するので,気にされる方は不安感があるかも知れません。そんなバスですが,マレーシア航空の客室乗務員さんが制服のまま乗車していらっしゃいました。

市内の到着地はKL sentral駅ですが,この乗り場がわかりにくい場所にあるので,到着したときに地下鉄等との位置関係をよく覚えておくのが良いです。

 

クアラルンプールタッチでのラウンジ利用は,時間が長い場合には交渉が必要になる可能性あり

一度だけ,クアラルンプール早朝着,午後便で戻るクアラルンプールタッチを行いました。滞在時間7時間ほどでしたが,ANAが指定したマレーシア航空ラウンジでは「ほんとうは3時間前から利用可です」と言われました。結局特例で使わせてくれたのですが,そのような例が増えると運用が厳格になるかも知れません。

タッチのあと羽田で入国せずアメリカに飛んだので,そのまま羽田で入国する場合に日本の入国がどういう扱いになるのかはわかりませんでした。アメリカでの入国は特に問題ありませんでした。

 

深夜の移動は Grabが便利

マレーシアでタクシー的なサービスで幅を聞かせているのが,Grabです。Uberは撤退予定とのことなので,必要があればGrabを使うのが良いでしょう。私はマリオットのプラチナチャレンジもやっていて,一度深夜に KL sentralに到着したあとにルネッサンスクアラルンプールホテルまで車で行く必要があり,Grabを利用しました。呼ぶ時点で料金がわかるので安心です。Grabの浸透度はかなりのもので,もう一つのマリオット系列のホテル,ホテルストライプクアラルンプールで,フロントでKL sentralまでタクシーを呼んでくれとお願いしたら,Grabを呼んでくれました。乗る前に料金を教えてくれるので,到着時に現金で払います。一つ難点は,Grabの料金は時間帯によってちがうようで,日中には8リンギットだったのが,夜7時には18リンギットと,深夜でもないのに倍以上の開きがありました。

ちなみにルネッサンスクアラルンプールとホテルストライプクアラルンプールは,歩いて10分程度の距離で,プラチナチャレンジで泊まりわたるのに便利でした。

 

終わりに

マレーシアは,シンガポールをまったりさせた感じで,あまりセカセカしていなくて,物価も安いし,のんびり滞在するのに悪くないと思いました。

 

来年はJGCでやろうかな~

海外キャッシング,カード払い,レンタカーで失敗をした話のまとめ

 ゴールデンウイークの旅行のまとめを書いていたのに,筆が進まずもう12月です。ここらで今年の失敗談をまとめて書いておきます。順位は悔しい順です。

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1位 オーストラリアでのキャッシングで大損(損した金額:約5000円)

 私は外貨両替は,いつも海外キャッシング最強のセディナカードで両替しています。セディナカードでキャッシングして数日後にウェブから返済すれば,有利なレートで微々たる利子で外貨が得られます。ATM端末に表示されるATM利用料も請求が来ません(タイなど一部の国では請求されるようですが…)。

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ダブリンでレンタカー、奇岩の美ジャイアンツ・コーズウェイへ! ~ ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで行くアイルランドの旅 その4

はじめに: その3でイスタンブールのラウンジまでアップしていたのですが、その後のダブリンまでのフライトに大して見るものがないので、その部分はその3に追記しました。今回はダブリン空港でレンタカーを借りるところからです。(このアナウンスは後日消します。)

 

 ダブリン空港到着に到着し、レンタカーで出発です。Sixtのレンタカーを rentalcars.comで経由で予約しましたが、マニュアル車が一般的なヨーロッパにあって、基本的な保険込み、ガソリン満タン1回分込で5日間約25,000円と結構格安でした。ちなみにアイルランドは日本やイギリスと同じ左側通行です。自分は今や日本ではめったに運転しないので、右だろうが左だろうが知ったこっちゃありませんが・・・ 

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デカすぎて 出入り激しく 落ち着けず:イスタンブールのラウンジ ~ ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで行くアイルランドの旅 その3

 成田空港を午後10時に出発し、12時間以上を経て乗り換え地のイスタンブール・アタテュルク国際空港に到着です。(往路機内ビジネスクラスの様子についてはこちら) 今回は、アタテュルク国際空港のターキッシュ航空ラウンジと、その後のダブリンへのフライトをご紹介します。

イスタンブールのターキッシュラウンジ

  体内時計的にはすっかり朝ですが、現地時間は午前4時。その午前4時の空港なんですが・・・

 

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大騒ぎの夜行便ビジネスクラス ~ ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで行くアイルランドの旅 その2

 今回の旅程は成田-イスタンブール-ダブリンの往復なので、合計4回のビジネスクラス搭乗です。このうち成田-イスタンブール間は憧れのフルフラット、イスタンブール-ダブリン間は一般的なビジネスクラスシートですが、下手するとエコノミーやプレミアムエコノミーの座席を間引いて使ってビジネスとして売るようなインチキがまかり通るヨーロッパでは、通常のビジネスクラスシートであれば十分ありがたいことです。

 

 機内食がなかなか良いという噂だけは聞いていた、ターキッシュ航空のビジネスクラスに初搭乗ですが、タイトルに書いたとおりなかなかに大変なフライトとなりました。

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訳ありヨーロッパ行き特典航空券ゲット ~ ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで行くアイルランドの旅 その1

 マイルは稼ぐより使うほうが難しいという話があります。確かに、特に国際線ビジネスクラス、ファーストクラスの特典航空券確保は難しいと思います。しかし以下のような努力でめでたく取れることも少なくないように思ってます。

  1. 予約開始時に押さえる
  2. 丹念に検索を繰り返す
  3. 訳あり航空券を探す

 実際、私は丹念に検索を繰り返して、昨年夏に往路エアカナダビジネス、帰路ANAファーストの北米往復チケットを出したり、今年夏には往路ANAビジネス、帰路ANAファーストの北米往復チケットを2席出したり、また予約開始時に押さえることによって来年のANAフランクフルト往復ビジネスクラス2席を出したりしました。

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