なんちゃって陸マイラーのSFC修行

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相変わらずの安定感、台湾を跋扈するヘンな日本語 ~ ダイヤ持ってエバー航空エコノミークラスで行く台湾旅行その3

 こんにちは、AMFです。昔は旅行に行けばいわゆる名所をガンガン回っていたのですが、東京にいても東京の名所なんて行きもしないのに、外国に出たからって何で名所ばかり行くのかと自問するようになってから、無理して名所と言われるところばかりを回ることはしなくなりました。

 その代わりに行くことが多くなったのは、地元の人が普段行く場所なんですが、その中でも特にスーパーマーケットは外せません。今日もドン・キホーテのような何でも屋に行って並んでいるものを見てきました。

 さて台湾といえば、世界の中でも特に日本への思い入れというか特別な思いが多い地域で、日本語そのものがちょっとしたカッコいいものののように扱われているフシがあります。たとえば、いろんな日用品のパッケージに日本語が添えられていているのですが、例えれば日本で日用品のパッケージに横文字が添えられているとちょっとおしゃれっぽく見えるような感じです。

 ただ、日本で出回っている日用品パッケージの英語が、今は少なくはなっているかもしれませんが時としてメチャクチャなのと同様に、台湾で出回っている日用品パッケージの日本語も、時として凄まじいものがあります。それらを見るのも一つの楽しみではあります。

(なお、このシリーズ第1回は不可思議な日本観の世界、成田のユナイテッドクラブグローバルラウンジ、第2回はぐでたまジェットに乗り損ねた? ~ エバー航空エコノミークラス搭乗記です。)

 

 それでは今日の収穫、行ってみます。単純なものからだんだん高度なものに進むので、ちょっとでも面白いと思った方はぜひ最後の方までご覧ください。

 

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↑ まずはお約束のやつです。「繊細でツャープな刃先」

 

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↑ 「アイシンダ」? ひょっとしたらそういう商品名である可能性もありますが・・・

 

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↑ 「いいえ残留フックん」・・・フッくんと聞くといきなりシブがき隊を思い出すんですけど・・・

 

 ここからは、特にぶっ飛んでいるのが多く見られる台所用品の数々です。最初はマシなものから・・・

 

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↑ 「いちばんよい部屋の道具」・・・これなんか日本語が間違っているわけではないので、全然いいのですが、そのセリフにどういう意味が?

 

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↑ 「簡単スピーディーに引き抜けます」・・・何だこりゃと思うかも知れませんが、そもそも縦書きにしたら向きを変えて書かないといけない伸ばす棒というのが、外国人にとっては謎でしかないかも知れません。そこを抜かせば日本語は間違ってないのでいい方かも知れません。

 

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↑ 「ST調理小物 楽ししキツケ用品」「楽しく便利なキツチンウエアーで奥様の」「「ウデ」がいつそうひきたちます。」・・・なんでキッチン用品をキツケ用品と間違えるんだろう?

 

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↑ 「やけどすることを防ぐクリップ」・・・「やけどを防ぐクリップ」と書けばいいのだけど、同じようにまどろっこしい言い方は、日本人が英語なんかを話すときにもやっているに違いない。

 

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↑ 「各種のワインコルクはこのオープナーを使うと簡単で開けます」・・・惜しい!

 

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↑ 「台所のいい手助けでした」・・・過去の話なのか?

 

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↑「果物の彫刻ツール」・・・果物は彫刻しにくいだろう・・・

 

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↑ 「鍋の中のレト食品の取り出しに便利」「火からおろレたり」・・・行を逆から書いているのだと思うので、本当は「火からおろしたり、鍋の中のレトルト食品の取り出しに便利」と言いたいのだろうと想像。

 

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↑ 「料理は台所で専門的に刀を使った」「家庭台所は刀の刃を使った」・・・人間は何をするんだ?

 

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↑ 「専門的なバイトをりんごは薄片に切った」 ・・・りんご、危ないなぁ・・・

 

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↑ 「卵のはタイプの用具を切った」・・・意味不明。

 

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↑ 「部屋は海の鮮がバイトを使った」・・・よくわからないがバイトが使われる身になるらしい。

 

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↑ 「各種のワインボットルはかんのうつわを開けた」「便利でした時間が省けたさけの瓶の栓は取り除いて専用した」・・・意味不明。

 

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↑ 「肉の品物は平たくゆすりをして使った」「洋で食べて種類は一番よい機材を使用した」・・・もう何がなんだか。

 

 ・・・と、いろいろと見てきましたが、先にも書いた通り同じようなおかしな間違いは、日本で売っているものにも見られるものであるに違いなく、これらばかりを笑っていられるものではないと思います。ただ、そうはいってもモノには限度というものがあるだろう・・・と思わずにはいられないことも白状しておきます。

 

台湾旅行その4に続きます。