なんちゃって陸マイラーのSFC修行

ANAマイルを年間50万以上を手抜きで獲得する陸マイラーのブログ

グリーンスタンプでのバイマイルの経験

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 こんにちは、AMFです。昨日書いたように、私が本格的にマイルを貯めようと思ってから最初に考えたのは、いかにリーズナブルにマイルを獲得するかでした。ポイントサイトの存在と有用性を知ってからも、そのことは常に考えています。

 

 陸マイル活動を始めて最初に参考にしたのは、多くの陸マイラーの方々と同様にテラヤマアニ様のブログでしたが、お金を出してでもマイルが手に入ればいいと思っていた私としては、特に気になったのが以下の記事でした。

 

 この記事の中で、100%還元商品などにはやや面倒を感じ、またポイントタウンの高額100%案件は見つけることができず、ちょびリッチ買取は終了していて悶々としておりました。記事の最後のほうには

ANAマイラーにおける間接的バイマイルの具体例を3つ紹介しました。他にも無数にあります。要は「獲得マイル総数」「バイマイル単価」「移行日数」「移行率」「個人情報リスク」「簡便さ」等を考慮して、自分にとって最もバランスがいい方法を編み出せばいいのです。

 

 と書かれています。なんとか比較的効率のいいバイマイルができないかと考えた挙句、結局ひねり出した技がグリーンスタンプでした。ドットマネーの100%還元案件がある限りあまり役にたたない情報ではありますが、思い出話を兼ねてご紹介したいと思います。

 

 グリーンスタンプとは?

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 今は見ることが少なくなったように思いますが、かつて特に地方都市のあちこちのスーパーでポイントとして配られていたシールで、日本の集団的ポイントプログラムのさきがけです(会社概要参照)。100円でシール1枚をもらい、台紙に200枚貼り付けると1冊完了となり、グリーンスタンプギフト券1枚になります。そのギフト券1枚は200~250円ぐらいの価値になるようで、商品に交換したり金券として使えたりするようです。

 

 今ではグリーンスタンプもウェブ上のポイント制度があり、「マイ・グリーンスタンプ」として展開しています。このマイ・グリーンスタンプのポイントを、ソラチカルートが使えるドットマネーに移行できるのです。

 

 ポイントの計算は以下のように少しややこしいです。まずグリーンスタンプギフト券や、シールのグリーンスタンプを、郵送で申し込んでウェブ上のマイ・グリーンスタンプポイントに変換してもらいます。(申込用紙と宛先用紙はサイトから印刷できて、その宛先用紙を使えば送料は無料です。)

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 そうするとマイ・グリーンスタンプ400ポイントが、ドットマネー240ポイント(240円分ポイント)に交換できます。あとの流れは以下のとおりです。(ポイント移行最小単位を合わせるために、4000ポイントからスタートしています。)

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 これだけ見ると、マイ・グリーンスタンプ400ポイントがドットマネーでは240ポイントになってしまうので減っているように見えますが、実際にはグリーンスタンプギフト券1枚がメルカリ等で1枚あたり300円程度で出品されているので(スタンプ200枚も同様)、300円で216マイルを買う計算になり、マイル単価は約1.39円となります。古びれたスタンプ台帳などではもう少し安く出品されているものもあり、マイル単価も更に安くなります。ちなみに現時点でのグリーンスタンプの売買相場は、ヤフオクのほうがメルカリよりも高く、ヤフオクではグリーンスタンプギフト券1枚が350円程度になっているようです。

 

 マイルを集めだしだ最初の頃にこれに気づいて、メルカリでグリーンスタンプギフト券やスタンプ200枚をかなり買い漁ったのですが、しばらくしてギフト券の券面に、「有償譲渡、不法取得など妥当でない方法により取得された場合、交換をお断りすることもあります。」との注意書きがあることに気づき、もしかしたら問題があるかもしれないと感じて買い漁るのをやめました。最終的には、取得した券の売り主の都道府県が近いものごとに何回かに分けてドットマネーに移行し、すべて無事マイルにたどり着いています。

 

 マイル単価1.39円のバイマイルは、それほど割のいいバイマイルではないですが、計算上は80%ポイント還元商品と同じ単価なので、自分にとって何の価値もない80%還元の商品を買うのと同じということになり、悪くはなかったと思っています。

 

 ドットマネーの 100%還元の高額案件がある限り、このような面倒で危ないバイマイルをする必要は全くないのですが、当時は必死でした。

 

先のテラヤマアニ様のエントリの末尾に、

しかし、いずれにしてもバイマイルは最後の手段。陸マイラーたるもの、一切お金は使わずに大量マイルを手に入れたいものです。

と書かれていますが、私の場合そこまで根性がないところこそ「なんちゃって陸マイラー」を名乗るにふさわしいのだろうと思います(笑)