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シドニーの交通ICカードと SIMのこと ~ アッと驚く Opalカードのマイナス表示

 こんにちは、AMFです。以前のシンガポール修行のときと同様に、今回のシドニー修行で分かった、現地の交通ICカードとSIMカードのことを書いておきます。

 

今回わかったこと

  • SIMカードは空港内2か所にある2業者(Optus, Vodafone)のSIMが容易に購入可能。
  • シドニーの交通ICカード=Opalカードは空港内の書店 W.H.Smithで購入可能。元値は20ドルで、ここでチャージもできるが、ここでクレジットカードでチャージすると手数料が取られるとのこと。現金でのチャージなら手数料不要。
  • Opalカードは、改札を出るときに残高不足でもそのまま出れる模様。

 

 交通カードのこと

 

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 シドニーの交通ICカードは Opalといいます。売価は20豪ドル(約1,600円。デポジット無しなので20豪ドル全てがチャージ分)、しかもチャージは10豪ドル単位とそれなりの値段ですが、電車、バス、トラムに乗るのには大変便利で、特に空港から市内に電車で出る場合には片道10豪ドル以上かかるので、買ってはみたものの10豪ドル以上余ってしまうという事態にはならないはずです。しかも市内で乗り降りしていると、60分以内再乗車で無料扱いなどの割引もあり、観光であちこちに出かけるならば Opalカードを使うほうが得になる可能性が低くはないと思います。(2016年8月1日から、紙のきっぷがなくなり、一回券も Opalカードの一回券となりました。)

 

↓ 紹介パンフの割引説明。「ジャーニー」といえば松本伊代のセンチメンタル・ジャーニーですね。

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 シドニー空港内では、イギリス系の書店である W.H.Smithの店舗で購入可能です。その場でチャージもできますが、クレジットカードでチャージしてもらおうとしたら、その店舗でクレジットカードでチャージする場合は手数料がかかると言われたので、現金で10豪ドルチャージをして合計30豪ドル支払いました。ちなみに駅などにあるチャージ機では、クレジットカードで無手数料でチャージ可能です。

 

 使い方は日本の交通ICカードと概ね一緒ですが、駅によっては改札がなくプラットフォームに簡易センサーが設置されていて、それに自主的にタッチする必要があります。トラム、バスを含めて、乗車時(タップオン)と降車時(タップオフ)の両方ともタッチしなければいけません。

 

 Opal カードの公式サイトはこちら、日本語のPDFパンフはこちらです(日本語パンフは料金情報が古いようです。)

 

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残額マイナスでも改札を出れた!

 

 さて、便利にカードを使って帰国の途につくとき、カードの残額は10豪ドルちょっとでした。空港への片道は13.4豪ドルですが、1週間(月~日)の間には何回往復しても上限が25豪ドルという割引があるようです。そうだとしても帰りの運賃が25-13.4=11.6で、微妙に足りない状況でした。でももしかしたら自分が把握していない割引とかがあるかもしれないという淡い期待を持って、とりあえずそのまま電車に乗り、空港駅に着きました。

 

 そして空港駅到着。改札の手前にチャージ機があるのを確認だけして、いざ改札へ。タッチをすると、残額がマイナスになりつつも緑色で表示がされ、改札を無事通ることができました。

 

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 これはびっくりです! 実はこのマイナスでも改札を出れるシステムは台湾でも同様なのですが、台湾のICカードにはデポジットが含まれているので、多少チャージがマイナスになったところでデポジットで穴埋めされていると考えることができるのに対して、Opalカードにはデポジットがなく、まさかマイナスでも通ることができようとは考えてもいませんでした。この結果、現在私は Opalカードに借りを作った状態になっています。いずれ再びシドニーに行く時に返したいと思っています(いつになることやら…)

 

 この件について帰国後いろいろ検索してみたところ、他にも同様の経験をお持ちの方がおいででした。いつ改正されるかわかりませんが、そういうことも一応考えておくと良いかと思います。

 

SIMカードのこと

 

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 SIMカードは空港で店舗が簡単に見つかった Optusと vodafone(日本にもかつてそんな名前のがありましたね)のうち、ウェブで体験談を多く目にしていた Optusを選択しました。店員さんに3日滞在と伝えたところ、店員さんが勧めてきたのが、売価10豪ドルで10豪ドルチャージされているSIMでした。毎日データ通信を使いはじめた時に 2豪ドル引かれて500MBまで使えるようになり、もし当日内に500MBを超えるとさらに自動で2豪ドルを引かれて1GBまで使えるようになります。動画を見まくるなどかなりの使い方をしなければ、500MBで済む可能性が高いと思いますが、それを超えると自動で2豪ドル引かれて、ウェブ上からのチャージは10豪ドル単位でしかできないので注意が必要です(店頭チャージは不明)。あとからウェブを検索してみたところ、SIM代2豪ドル+1日あたり2豪ドルというプランもあるようですが、4日滞在だとどのみち10豪ドルで先ほどのSIMと同額ですし、5日滞在だと12豪ドルですから10豪ドルのSIMより割高になります。しかも500MBを超えると2豪ドル自動で引かれるのは同じことなのでちょっとは余裕をもたせたほうがいいのかなという気もします。私は後日メルボルンに修行に来るという事情もあったので、10豪ドルのSIMで良かったと思っています。

 

  このSIMの良い点の一つにスマホアプリがあります。この Optusアプリを使うと、その日のそれまでの通信料が簡単にわかるので、これをときどきチェックして500MBを超えないように注意することができます。

 

↓ Optus専用アプリ
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 SIMに関しては私は10豪ドルのプランで満足しています。他にも短期滞在向けの何らかの良いプランがあるかも知れませんが、日本と同様に複雑怪奇の様相を呈しているので、今回の紹介は無理せずこの辺で終わりにしたいと思います。

 

参考サイト: 

【オーストラリア最強のプリペイドsimはOptus/2016年】 - つーるぼっくす

【SIMフリースマホで海外SIMを使おう!】オーストラリア「Optus」 2オーストラリアドルで1日500MBのLTE高速データ通信が可能 - トラベル Watch

 

 公式サイトは下のリンクからどうぞ。

www.optus.com.au